視覚障害者の雇用創出を目的としたイベント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」に、微力ながら弊社も協賛しています。
このページの後半部分に、私、宮下の体験談も紹介させていただいております。
※「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」は、NPO法人ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパンによって運営されています。
↓ 移動している「ふきだし」をクックすると、イベントの体験談が表示さrます。
ダイアログ・イン・ザ・ダークのサイトはこちら
−−− ダイアログ・イン・ザ・ダークのサイト「はじめての方へ」から抜粋 −−−−−−−−−−−−−−−
目以外のなにかで、ものを見たことがありますか?
暗闇の中の対話。
鳥のさえずり、遠くのせせらぎ、土の匂い、森の体温。水の質感。
足元の葉と葉のこすれる枯れた音、その葉を踏みつぶす感触。
仲間の声、乾杯のグラスの音。
暗闇のあたたかさ。
ダイアログ・イン・ザ・ダークは、まっくらやみのエンターテイメントです。
参加者は完全に光を遮断した空間の中へ、何人かとグループを組んで入り、
暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)のサポートのもと、中を探検し、様々なシーンを体験します。
その過程で視覚以外の様々な感覚の可能性と心地よさに気づき、
そしてコミュニケーションの大切さ、人のあたたかさを思い出します。
世界25か国・約100都市で開催され、2009年現在で600万人以上が体験したこのイベントは、
1989年にドイツで、哲学博士アンドレアス・ハイネッケの発案によって生まれました。
1999年以降はボランティアの手によって日本でも毎年開催され、約6万人が体験しています。
ダイアログ・イン・ザ・ダークはじめての方へはこちら
−−− ダイアログ・イン・ザ・ダーク 宮下の体験談 −−−−−−−−−−−−−−−
2009年12月26日、ダイアログ・イン・ザ・ダークのイベントに参加しました。
真っ暗闇の中を、アテンド(視覚障害者)さんの誘導を受けながら、
初めてお会いしたばかりの8名のグループの方達と声を掛け合いながら、
約1時間、様々な体験をしました。
目を大きく見開いても何も見えない、本当の真っ暗闇の中では、
声を出す以外、お互いの存在を確認することができません。
誰がどこにいるのか、
何をしているのかも全く分かりません。
声を掛け合うことで、他の人の動きをサポートしたり、
サポートしてもらったりという協力関係が、自然と生まれてきます。
姿かたちが見えない中では、声だけが頼りです。
温かい声、優しい声、励まされる声、、、
普通の状態でお会いしていたら気づくこともなかったであろう、
たくさんのことに心を動かされました。
人と人との繋がりの大切さや、
人が本来持っている温かさや優しさに気づくことのできる素晴らしい体験でした。
見えないことで見えてくるものがある、
というのが率直な感想です。
興味をもたれた方は是非、参加されることをお勧めします。